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日本臨床歯周病学会関東支部 第75回支部教育研修会

2016年9月

平成28年9月4日(日)まだまだ暑さが残るなか、日本臨床歯周病学会関東支部 第75回支部教育研修会が神奈川県平塚市中央公民館において執り行われました。

今回の研修会は第3回目の地方公演会として平塚市で開催されましたが、過去最多170名あまりの参加者がありました。

午前中は3名の会員発表と3名の若手開業医によるシンポジウムが執り行われました。

会員発表では2例のインプラント症例と1例の重度歯周病の症例をご報告いただき、活発なディスカッションがありました。

シンポジウムでは3名の若手開業医が「基礎資料の重要性」「デブライドメントの重要性」「メインテナンスの重要性」と題してリレー形式でご発表なさりました。

午後の部では、関東支部の重鎮である平塚市ご出身の平野治朗先生による「健康歯科管理へのアプローチ」 ~歯科臨床のゴールを考察する~と題して3時間を越えるご講演を拝聴することができました。

「歯科臨床」とは何(誰)のためか?「口腔において健康である」とは何を示すのか?という疑問に対して、20年以上の長期経過症例を6例も提示していただき、わかりやすく解説いただきました。

そこでは、臨床における歯科医療の成功には、患者さんと互いの信頼を得ながら治療結果を長期間に渡り維持安定させることが不可欠と申しておりました。

1日を通して、多くの症例を目にすることができ、ディスカッションも盛り上がり、懇親会も多数の参加者があり盛況となりました。

以上、関東支部教育研修会のご報告とさせていただきます。

(文責:関東支部広報担当:石川創一)


飯野支部長と各発表者たち

平野治朗先生 特別講演中
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