AAP報告
AAP報告:2008年10月更新
'08 AAP シアトル大会報告
広報委員会 石谷昇司
先日の9/6〜9までシアトルで開催されたAAP Annual Meetingが開催され、参加してきましたので報告いたします。
西海岸のシアトルという比較的参加しやすい都市での開催であったためか、本学会からも90名ほどの会員が参加されました。
私は今回が初めてのAAP参加だったのですが、まず会場や参加人数などその規模の大きさに驚かされました。大会前日の9/5よりレジストレーションが可能で、事前にオンラインで参加の承認を受けた会員は、受付にあるPC端末に名前と住所を入力するだけで名札がプリントアウトされてくるという簡便さで、前日からの受付とともに開催当日の混雑を避けるという目的で非常に有用だなと思われました。本学会もいずれ導入するべきだと思われます。
大会初日(9/6)の午前、日本臨床歯周病学会と台湾歯周病学会(以下TAP)とのコラボレーションで、AAPからP.ローゼン先生、TAPからポール・リン先生、そして本学会から二階堂雅彦先生がそれぞれご登壇され、アドバンスな症例の治療例を提示されました。個人的には、特にローゼン先生のPDGFとFDBAを併用した症例が印象深かったです。また、この後シェラトンホテルで同じく合同の昼食会が開かれました。
General Sessionをはじめとする講演内容の多くはインプラントがテーマであり、時代の流れを感じさせるものでした。その他ではペリオドンタルメディスン、プラスティック・サージェリーなどが数題、インターディシプリナリーに関するものもいくつかあり、それら多くの講演者のスタイルで目を引いたのは、日本の学会のように原稿を読み上げるスタイルではなく、まるで選挙の演説さながらジェスチャーたっぷりで訴えかけるように話すスタイルです。英語が得意でない私も思わず引き込まれるような話っぷりで、エンターテインメント性に長けていると思われました。
企業展示の規模も半端ではなく、日本のデンタルショー並みで、やはり中心はインプラントやそれに付随する機器・材料であるように思われました。また、協賛企業の協賛額の大小で色分けされるなど、とてもアメリカ的だと思いました。
シアトルは全米でアンケートをとるともっとも住みたい都市ともいわれており、風光明媚で街中も比較的安全です。特に6月から9月前半の季節は観光シーズンで、おそらくそれに併せてのAAP開催であったようで、われわれの滞在中も雨が降ることはなく、カラッとした過ごしやすいよい季候でした。
また、ここシアトルはイチロー選手の所属するマリナーズの本拠地であり、滞在当時は松井選手の所属するNYヤンキースとの3連戦にあたり、本学会の本分「よく学び、よく遊べ」のとおり野球観戦に興じた先生方も多かったと聞いております。
最終日前日の9/8の夜、シェラトンホテルで白鳳、フィリップス、ノーベルバイオケア、ストローマンの4社協賛によるアジアンナイトパーティが盛大に開催され、本学会の先生方、TAPの先生方が一堂に会し、美味しい料理やお酒、すてきな会話に花が咲きました。
AAP Annual Meeting の開催地は現在東部と西部を1年ごとに、そして5年に1度ハワイでとなっており、来年はボストン、再来年はハワイとすでに開催地が決定しております。今後も多くの本会の先生方がAAPに参加されるよう願ってやみません。
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