6月15日・16日の2日間にわたり、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)にて日本臨床歯周病学会第42回年次大会が開催されました。事前参加登録2860名に対し、2390名が直接会場にお運びいただきご参加頂きました。また、開催にあたっては実に90社以上の企業様にご協賛いただき、展示会場はデンタルショーさながらの盛り上がりを見せました。皆様のおかげで無事、盛会裏に終えることが出来ました。
以下、今大会の特色をかいつまんでご報告します。
【海外特別講演】
ミラノ大学教授 DR.Giulio Rasperini先生、イエテボリ大学の歯科衛生士Jessica skoogh Anderson先生を招聘しました。ラスペリーニ先生には<Procedure for interdental attachment gain in periodontal regeneration>と題した講演を、ジェシカさんには、<Management of periodontitis and peri-implantitis-clinical and scientific perspectives>と題した講演をいただき、多くの方に反響をいただきました。歯科衛生士海外演者の招聘は30周年記念大会(東京)以来でしたが当日はメイン会場が歯科衛生士会員で満員となりました。

【歯科の未来 VRセッション】
大会テーマの万博にふさわしいセッションです。話題のAIやVRを歯科医療で活用できる可能性について、新進気鋭な演者の方々にお示しいただきました。
【市民フォーラム】
今年は医科歯科連携をテーマに、歯科からは今最も旬な押村憲明先生、医科からは糖尿病専門医の前田泰孝先生にご講演いただきました。パネルディスカッションでは関西屈指の名アナウンサー森たけしさんMCのもと、元阪神タイガース藪恵臺さんをゲストにお招きし、面白おかしく歯科の重要性をお集まりいただいた市民の皆様にお伝えいただきました。

【モーニングセミナー・ランチョンセミナー】
30周年記念大会(東京)以来の開催となったモーニングセミナーは、人気講師の登壇という事で日曜日の8時から大勢の方にお集まりいただきました。ランチョンセミナーは連日の満員御礼。お弁当を手にしていただけなかった皆様には大変申し訳ありませんでした。
【歯科医師歯科衛生士合同シンポジウム】
本大会のメインプログラム。豪華メンバーによるスペシャルコラボシンポジウムでした。テーマも魅力的な「メインテナンスに入る条件」。大会長自らが座長を務める講演後のディスカッションは、時間を押して白熱しました。

それ以外にも、ケースプレゼンテーション、ポスターセッション、支部イチ推しセッション、教育講演、シンポジウム等、いずれも素晴らしい内容でご参加いただいた皆様からは高い評価を頂戴しました。ありがとうございました。
オンデマンド配信はまだまだ受付中です!
第一会場、第二会場のプログラムはオンデマンドでも視聴いただくことができます。視聴期間は7/10〜8/20。ラスペリーニ先生の講演もオンデマンドでご聴講可能です。プログラムは下記からご確認ください。
https://atalacia.com/jacp42/program.html
いまからでも参加登録できます。
参加登録はこちらから。
https://atalacia.com/jacp42/registration.html
実行委員会 北野泰啓
