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第96回関東支部教育研修会・第41回歯科衛生士セミナー合同研修会

2024年4月

令和6年4月14日、第96回関東支部教育研修会・第41回歯科衛生士セミナー合同研修会が千代田区にある日経ホール・カンファレンスルームにて執り行われ、後日オンデマンド配信されました。

今回は、「ライフステージを考慮した歯周治療〜高齢期〜」というテーマで開催されました。

前半は、歯科医師、歯科衛生士がそれぞれに分かれ会員発表がありました。

また本会から学生を対象とした歯周病ワークショップがありました。

会員発表では歯科医師から武田浩平先生、高野遼平先生、鈴木浩之先生、丹野努先生、歯科衛生士からは佐藤ゆかり歯科衛生士、高宮由衣歯科衛生士、平間南美歯科衛生士、服部めぐみ歯科衛生士、沖田美羽歯科衛生士による会員発表がありました。

それぞれの発表者が高齢期の患者に対して生活背景やライフステージを考慮し歯周治療を行い、メインテナンスへ移行した症例が報告されました。

後半では文献委員会の講演があり井畑匡人先生より『インプラント術前処置の文献レビュー』、渡辺典久先生より『歯周病と咬合性外傷の文献レビュー』という演題で最新の文献を用いて講演して頂きました。

特別講演は石川知弘先生より【「ライフステージを考慮した歯周治療」長期経過症例から考える高齢期における、または高齢期に向けた歯周治療の役割】と題し、健康寿命の延伸に大切な高齢期患者の治療について診断から治療選択、適応、そしてメインテナンスに至るまでの治療の実際について多くの写真や文献を用いて解説を行っていただきました。

高齢期において歯周病の重症化予防や根面カリエスの予防などを踏まえた良好なメインテナンスまでを行うことが高齢期における健康寿命の延伸につながると長期症例をもとに講演して頂きました。

同会場で行われ懇親会においても多くの先生が参加しディスカッションが絶えることなく、大盛況のなか閉会となりました。

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