4月4日(土)、5日(日)2日間、札幌市産業振興センターで北海道支部春季支部研修会を開催いたしました。
4月4日(土)は小川雄大先生(小川歯科医院 院長、関東支部)による「歯周-インプラント治療」という演題で、2時間のご講演いただきました。歯周治療においては歯周外科処置を中心にご講演され、ディシジョンツリーを用い、症例によってどの術式を用いるかを、論文やご自身の症例の経験を用いて、丁寧に教えていただきました。歯周外科の成功には、歯周基本治療がしっかりできていると50%以上成功することを強調されていました。歯周基本治療が重要であるので、歯科衛生士との連携が大切で、チーム治療の重要性を改めて認識することができました。
インプラント治療については、インプラントポジションが最も重要であることを強調されていました。軟組織、硬組のマネージメント(厚みの確保)についても症例、写真、論文を交えて丁寧に教えていただきました。インプラント周囲炎についても、保存して再生療法を用いるか、撤去するのか、などについても解説いただきました。
講演後の質疑応答も活発に行われ、大盛況の中閉会となりました。

4月5日(日)は会員発表を行いました。
- 咬合性外傷を伴うStageⅢGradeC患者に対し包括的歯周治療を行なった1症例 【榎本拓哉/北海道支部】
- 骨開窓部を活かしたアプローチ 〜歯周組織再生療法におけるフラップマネジメントを再考する〜 【舟山一成/北海道支部】
- 歯周病に気づいていない患者に対し,信頼関係の構築により動機づけが奏功し,歯周組織の安定を得た一症例 【田川舞子/北海道支部】
- ④ "IOS導入で患者さんの心に響く歯ブラシ指導デジタルOHI 〜変わる・見える・気づかせる〜” 【齊藤三奈子/北海道】
- 咬合性外傷を有する広汎型慢性歯周炎患者に対し、歯周組織再生療法を含む包括的治療を実践した症例 【多田和弘/北海道支部】
- 歯周病治療におけるマイクロスコープの臨床的有用性 ―SRPおよび歯周外科処置への応用― 【原田尚樹/北海道支部】
歯科医師4名、歯科衛生士2名の発表が行われ、質疑応答も活発に行われ、盛況の中閉会となりました。
