10月3日(土)、4日(日)に、日本臨床歯周病学会北海道支部主催で、北海道大学、北海道医療大学、札幌臨床歯科研究会との合同研修会である第20回北海道歯周病合同研修会を開催いたしました。
歯周治療の成功を支えるチームアプローチをテーマとし、岩田光弘先生、山﨑瑞穂先生(医療法人社団さくらデンタルクリニック)をお招きし、スタッフセミナー、教育講演、会員発表、治療計画セミナーを行い、大変有意義な内容となりました。
10月3日の午前中はスタッフセミナーを開催いたしました。奥山歩華歯科衛生士(なかむら歯科)が、「セルフケアの改善と歯周治療により歯周組織の安定が得られた一症例」、足立志織 歯科衛生士(福田歯科医院)が「Stage III Grade C歯周炎患者に対し、フェーズに応じた歯科衛生士の継続的介入により長期安定を得た一症例」を症例提示していただきました。
それぞれの症例に対し、参加した歯科衛生士が6つのグループに分かれ意見をまとめ、活発なディスカッションが行われました。
その後、山﨑瑞穂先生による「日々の臨床がもっと面白くなる! - 認定歯科衛生士を目指す価値と成長への具体的ステップ」と題して、教育講演を行ってもらいました。時間一杯まで質疑応答が行われ、大盛況のまま終了となりました。
午後からは、特別講演として岩田光弘先生と山﨑瑞穂先生に3時間に渡りご講演いただきました。
岩田光弘先生は『歯周組織再生療法,成功のポイントは? 〜歯科医師,歯科衛生士による包括的な取り組みの重要性について〜 』、山﨑瑞穂先生は『歯周基本治療からSPTまで、長期安定を支えるチームアプローチ 〜歯周組織再生療法を成功に導く歯科衛生士の役割〜 』と題し、ご講演いただきました。歯科医師、歯科衛生士が同時に聴講し、チームアプローチを考える上でとっても有意義な講演でした。
10月4日は会員発表並びに治療計画セミナーを行いました。
荒川英雄先生(荒川デンタルクリニック)「歯科医師歴6年目の私がもがき苦しんだ治療は正解だったのか?」 歯周治療後10年、補綴治療終了後9年経過症例
佐久間柚衣先生(北海道大学大学院歯学研究院 口腔健康科学分野 歯周病学教室)「歯肉剥離搔爬術およびFGF-2製剤を用いた歯周組織再生療法を行った患者の治療経過 」 の二症例の発表が行われました。
その後山田怜先生と多田和弘先生からステージⅢグレードCの症例をそれぞれ一症例提示していただき、治療計画セミナーを行いました。
会場全体で症例について討論し、その後岩田光弘先生に類似症例を提示していただきながら、症例の解説をしていただきました。カウンセリングの重要性から、歯周基本治療、歯周外科治療、インプラント治療に至るまで、包括的な治療について丁寧に時間一杯まで解説いただき、盛況のまま終了となりました。
